ローマ時代以前からの遺跡ペトログリフは、遥か昔の時代、刻まれた秘密、巨大建築物、常に防御的戦略を考慮して海岸の高台に建てられた壁を持つ集落などについて現代の私たちに伝えてくれています。

カンポ・ライロにある遺跡群公園には80ものペトログリフがあり、ヨーロッパで最もペトログリフが集中している場所です。石に刻まれたこの芸術は、ガリシア全土に点在します。しかしそのシンボル(渦、円、迷路、幾何学標示)の意味は未だに不明です。

ドルメンの下には財宝が眠っている、という言い伝えを知っていましたか?

確実な証明はできていませんが、新石器時代のこれらの建造物は、埋葬や弔いの儀式と何らかの関係があったと考えられています。ドンバテのドルメンは傑作品のひとつで、博物館のような空間の中にあってその大きさに驚かされます。

ローマがイベリア半島を占領したとき、現在ガリシア州がある場所の居住者たちは「カストロ」と呼ばれる集落に住んでいました。カストロは要塞で守られ、その防御力と監視力を強める為、常に高台に建てられていました。標高の高い場所に居住していたということはまた、他の次元の生命体とコンタクトをとっていたとも考えられています。保存状態が良いカストロにはサンタ・テグラ、サン・シブラオ・デ・ラス、ビラドンガ、バローニャなどがあります。

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