ベリンからサンティアゴ・デ・コンポステラまでの道は「銀の道」または「南東の道」と呼ばれています。

ベリンで最初に目に付くのは、ベリンの村とタメガ川の渓谷を見下ろす塔がそびえ立つモンテレイ城砦。アクロポリスの高台にあり、800年も前からポルトガルとの国境を望んでいます。

ペドロ1世の妃の裏切りや自殺の話と関連づけられるポソ・ベルデもここにあります。食に関してはタコのガリシア風、タラ、アンドロイヤ、豚肉ハムなどをこの地のワインで食べるのが典型的です。

旅を続けるとアジャリスの近く、アウガス・サンタスにたどり着きます。この最後の村には、ガリシアで最も有名な歴史地区があります。そこを散策すればメリンドレやタルタ・レアルというケーキ、ヤギの乳でできたレショ・チーズなどを食べることができます。

ガリシアの温泉地域、オウレンセ県には重要な歴史地区があり、聖クリスト礼拝堂で有名なカテドラルがあります。67度のお湯が湧き出るアス・ブルガスには、町の地下に活動していない火山があるとする伝説があります。

さらにここはオ・リベイロ・ワインの中心部。リバダビアには重要な歴史的芸術遺産が集り、ガリシアの中でも特に有名な城砦のひとつ、コンデス城があります。

この地域のワインを試飲できるワイナリーへの見学はとても興味深いものです。また、旧ユダヤ人地区で販売されているお菓子も忘れずに食べてみてください。

リバダビアのすぐ近くにはライアス温泉があるので、レイロ市にあるサン・クロディオ地域のワイン畑を巡ったあとは、ここで一休みするのもいいでしょう。

セアはガリシアでもパンでおいしい地域として有名です。オセイラ修道院の修道士たちが作る、ユーカリの葉でできたお酒も是非飲んでみてください。

その大きさに驚く修道院の内部には礼拝堂、階段、そして教会があります。

ガリシアの州都、サンティアゴ・デ・コンポステラには、ポンテ・ド・サル通りから入ることができます。そばには同じ名前の学校もあり、その斜めになった壁はカテドラルのアーチとつながっています。

カテドラルが主役の旧市街地はすぐ近く。細長い路地を通り抜けると、荘厳なオブラドイロ広場に出ます。

手作りのお土産を買ったり、バーでタパスをつまんだりできるアバストス市場も必見です。

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