オウレンセ県のセンジェとサン・アマロを巡ってみると、この地の豊富な温泉とワインを実感することができるでしょう。

オ・カルバジーニョとオ・リベイロは、ガリシアの中でもっともおいしいワインの一つ、原産地呼称オ・リベイロがある場所です。温泉と同様にブドウ栽培もこの地域に多大な経済効果をもたらしています。

ライアスの村ではワインはもちろん、この地域の特産物を使った郷土料理が地元の民宿や温泉ホテルで食べられます。これら宿泊施設の多くは、ローマ時代の金発掘時に利用されていた場所です。

ガリシアで一番長い川、ミーニョ川の川辺を歩いてみましょう。ライアスからバルバンテス・エスタシオンまでの間、自然を満喫できます。リラックスできるマッサージを受けたり、カストロ・デ・ミーニョ・ダムが見えるライアス温泉を楽しんだりして1日を終わるといいでしょう。

セアのパン、オ・カルバジーニョのタコのガリシア風、クリームの詰まったロールパイ、コーヒー味の蒸留酒(アグアルディエンテ)などがこの地方で有名です。

ここでは、アントニオ・パラシオスが設計したベラクルス寺院の面白い建築を見ることができます。彼の歴史的なスタイルは複数の時代の装飾方式とあいまって、たったひとつの建築スタイルとなっています。

オ・カルバジーニョにも温泉があり、数年前から持病を持った人たちがその治療として訪れたりしています。

ガリシアで一番大きいカストロの一つ、サン・シブラオ・デ・ラス・カストロはア・シダデ(「町」)と言われていて、プンシン市とサン・アマロ市の間にあります。2世紀からカストロ文化の終わりまで人々が住んでいました。水を提供していた井戸と集落の壁が特徴的です。

ワインを試飲できるワイナリーもあります。ここを見学してワインを試飲してみれば、地元の人になった気分で旅を楽しめます。6世紀に建てられたシトー会修道院は、今日ではその回廊に芸術的な魅力を持つホテルとなっています。

Arriba