オウレンセ県にあるア・アルノイア地域を是非訪れてください。オ・リベイロ原産地呼称の名の下、ア・アルノイアはガリシアでブドウ栽培の伝統が一番残っている地域です。

フィエイラ・ダムの畔にあるこの市は、温泉と同時にブドウ栽培でも有名な場所です。硫黄を含む湧水の温度は22度です。ミーニョ川の川辺を囲む森を眺めながらゆっくりテラスでくつろいでみてください。双胴船で川を巡れば、1930年代にタイムスリップしたようなアール・ヌーヴォー洋式の建築物が立ち並ぶ、昔のコルテガダ温泉に到着します。

アルノイアはさまざまな料理に使われるピーマンで有名です。詰めたり、オムレツに入れたり、揚げたり、焼いたり、バーベキューにしたり…。8月にはこの食材のお祭りもあります。

オウレンセ県の近く、カサノバ城では、18世紀に建てられたワイナリーを見学できます。ここではゴデイヨ、ロウレイラ、アルバリーニョ、トレイシャドゥラ種のブドウが実ります。.

この地域のワインの発展と開発を目的とする研究プロジェクトについての説明も受けられます。ワイナリーでは蒸留酒のオルホとワインを忘れずに試飲してください。

リバダビアへと続くレイロ市では、ワイン畑に囲まれたビニャ・メイン・ワイナリーがあります。ワイン作りが行われていた昔の邸宅は、現在ではアグリツーリズムになっています。

この傾斜にブドウを最初に植えたのがシトー会の修道士ということから、オ・リベイロの中心地と呼ばれる聖クロディオ修道院が近くにあります。現在はホテルがありますが、修道院と庭には自由に入って見学することができます。教会の祭壇と天井装飾は必見です。

リバダビアの「歴史祭り」では皆が中世の服装に身をまとい、ユダヤ人街以外にも城や昔の異端審問機関を歩いて時代をタイムスリップ。ユダヤの甘いお菓子を食べてみたり、モストラ・インターナショナル・デ・テアトロの劇を見物したりしてください。

同じくリバダビアでは聖シェス・デ・フランセロス教会も見学しましょう。ローマ時代以前の建築物では唯一のもので、9世紀に建てられました。その格子装飾には驚きです。

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