国立公園や自然公園以外にも自然保護地区、自然モニュメント、自然価値のある品種保護エリア、生物圏保護区などがあるガリシア。

ルゴ県の北にあるビベイロでは、アブエロ・デ・チャビンを見ることができます。ソウト・ダ・レトルタに育つこの木はスペインで最も高い木のひとつで、その高さは62メートル。ア・コルーニャのアルタブラ海岸のカペラダ山脈にはヨーロッパで最も高い崖があります。霧の中には野生の馬や荒い波に入り込む岩、そして甦った魂が再び集うという聖地が目に入ります。

ポンテベドラ県、カンガス市のビーチは穏やかな楽園です。ポンテベドラとビゴの入り江の間にあるコスタ・ダ・ベラでは、その浜辺の砂の細かさと白さに驚くでしょう。

浜辺から山へ移りましょう。オウレンセ県のバルデオラスには、標高2127メートルのトレビンカの岩山があります。氷が解ける時期になるとヨーロッパで唯一の針葉樹の森を通って激しく水が落ちてきます。

生物圏保護区に指定されている地域はガリシアで6つ。特にオウレンセとルゴの川と山に集中しています。オウレンセのアジャリス地域にはアルノイア川が通り、同じくオウレンセ県にあるシュレスは森に育つ植物品種の多様性で有名です。

ルゴ県にはオス・アンカレスがあり、何世紀にもわたって利用されてきたパヨサと呼ばれる家があります。北にはエオ川、オスコス、テラス・デ・ブロンなどもあります。この地域一帯を潤してくれているのはエオ川です。ガリシアで一番長い川の周りには、巡礼の道を通るテラス・ド・ミーニョもあります。

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