これはトゥイから始まってモンダリスで終了するコースです。どちらもポンテベドラ県に属しています。

典型的な中世の道とカテドラルで有名なトゥイ。そこにはユダヤ人街の遺跡が見られます。ミーニョ川でとれるうなぎの稚魚などといった郷土料理をバーやレストランなどで楽しみながらその旧市街をぶらりと散策してみれば、まるで他の時代にタイムスリップしたようです。

ここにある宗教博物館の中にはスペインで唯一保存されているサンベニートのコレクションがあります。サンベニートとは、異端裁判で有罪になったものたちにかぶせる大きな帽子です。有罪者たちは火のついたろうそくを持ってこの帽子をかぶり、裸足で歩かされました。昔は、この見せしめが社会の模範になるとされていました。

トミーニョに行く途中、ミーニョのほとりにゴイアンの城砦があります。これは17世紀、防御の目的で川の両側に造られた建築物です。 ア・グアルダへの途中、17世紀のオ・フォロンと18世紀のオ・ピコンの水車を目にすることができます。このあたりでは67の水車を見ることができます。

ア・グアルダにあるサンタ・テグラのカストロは保存状態の良いカストロのひとつです。森の上から見るミーニョ川下流は最高の見晴らしです。古代の人たちの生活を伝えてくれる発掘物の他にも、複数の形の家やペトログリフも目にすることができます。

ア・グアルダ市とオ・ロサル市にまたがるミーニョの湿地帯は、カストロの上からその環境的価値をはっきりと見ることができる広い湿地です。この地域の郷土料理の中で特に有名なのはエビ料理です。

道を進むと、そのファザードが海に面しているオイア修道院があります。バイオナについたら、ピンタ船のレプリカにたどりつくまで旧市街地を歩いてみてください。新大陸を発見した船のひとつ、ピンタ船はここバイオナにたどり着きました。そのあとはモンダリスの温泉で一休み。私服の時間を楽しんでください。

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