古代ローマ人たちはこの地を、地球の一番西にある「地の果て」と呼んでいました。イベリア半島の占領を指揮した将官デシモ・フニオ・ブルートは、ここでの夕暮れを目にした後、太陽が沈むのはこの地であると確信します。

コスタ・ダ・モルテにあるこの場所は、激しい波が打ち寄せる自然海岸に囲まれています。ここには大西洋の波が容赦なく打ち寄せ、その高い崖からは広大な海と長旅を終える巡礼者たちの姿が目に入ります。

岬の近くにはロマネスク様式のサンタ・マリア・ダス・アレアス教会があり、その内部には髪の毛と爪が伸びるという「金のひげのキリスト」像があります。

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